葬儀・告別式の進め方
[7] 骨揚げ
- ■火葬担当員の説明
- 火葬が終わると火葬場の係員が知らせてくれます。
- ■骨揚げ
- 遺族や近親者が箸を使い、火葬が終わったお骨を骨壺に納めます。これを「骨揚げ」といいます。本来は木の箸と竹の箸をそれぞれ一本づつで一対にした箸を使い、2人一組で一片のお骨を挟んで納める「はし渡し」で行われます。お骨は喪主から順に故人と縁の深い順番で全員が行います。最初に歯を拾い、次に足、腕、腰、背、胸、頭という順番で拾っていきます。最後に喉仏を拾います。これは故人と最も縁の深い人が行います。
- ■遺骨受渡し
- 骨揚げが終わると、係員が骨壺を白木の箱に入れ白布に包んで喪家に手渡してくれます。
- ■埋葬許可証受渡し
- 火葬が終わると、係員が日付を入れて火葬許可証を返してくれます。これが埋葬許可証ともなりますので大切に保管します。
- ■自宅へ帰還
- 骨揚げが終わると火葬場から自宅(斎場)へ戻ります。
- ■お清め
- 火葬場から帰ってきた人全員に、玄関先で「お清め」を行います。正式なお清めの仕方は、家に残った人が水を柄杓ですくい、火葬場から帰ってきた人の手にかけ、タオルで手を拭いてもらってから、さらに塩を背中と胸にひとふりするというものです。最近では、塩を地面に敷いてそれを踏んで家に入るというやり方が多いようです。