- ■神道のお墓
- 神社では普通墓地を所有していません。神式でお墓を建てる場合は。公営や民営の墓地を購入する必要があります。
お墓の基本的な構成は、仏式と同じく、墓石、納骨棺(カロート)、境界石、玉垣、花立て、霊標などで構成されています。ただし神道では焼香を行いませんので、香炉は必要ありません。
墓石の形は、角柱型が基本となっています。これは、棹石が上部にしたがって細くなっているものです。 - ■キリスト教のお墓
- カトリックでは教会ごとに墓地を持っていたり、地価に納骨堂を設置しているところがあります。
プロテスタントでは日本キリスト教団の各地区ごとに墓地を所有しており、教団の教会に属していればその墓地を利用できます。
現在よく見かけられる霊園墓地は、欧米のキリスト教式墓地をベースにしたものです。
キリスト教ではお墓に関する決まりはありません。一般的には敷石の上に白い十字架という形などが多いようです。また、墓石の前面が傾斜しているオルガン型、前面が垂直になっている平型などがあります。碑銘を刻む場合は、単独墓には洗礼名を入れます。キリスト教の場合、ほとんどは単独墓です。