忌服の期間
- ■忌服
- かつて家族から死者がでた場合、遺された家族もけがれていると見做されました。そうした死のけがれが去らない期間を「忌中」といい、けがれが去った時点を「忌明け」と呼びました。仏教では四十九日忌法要までがこの期間にあたります。
忌中の期間には結婚式などおめでたい席にはでないほうがよいとされています。
忌明け以降は、おめでたい席への出席もいっこうにかまいませんが、喪中の間は自分の側から結婚式などのめでたい行事を主催するのは控えた方がよいとされています。
服喪期間は一年間とされていますので、必ず正月を迎えます。喪中に迎えた正月は、例年のようなしめ飾り、鏡餅など正月用の飾りははぶき、初詣でなどの正月行事は控えます。 - ■月命日
- 毎月、故人が亡くなった日と同じ日が月の命日、「月命日」です。
以前は、「月忌法要」として毎月僧侶に来てもらいお経をあげてもらっていましたが、最近では「月忌法要」を営む事は少なくなっているようです。 - ■お盆
- 一般的に8月13日から16日の期間をお盆と言います。お盆は正式には「盂蘭盆(うらぼん)」と言い、先祖の霊が自宅へ帰る日とされています。
- ■新盆
- 新盆とは故人が亡くなって初めて迎えるお盆のことです。お盆は正式には「盂蘭盆」と言い、先祖の霊が自宅へ帰る日とされています。8月13日から16日
- ■お彼岸
- お彼岸には、春のお彼岸と秋のお彼岸があります。春は春分の日を真ん中に挟んで1週間、秋は秋分の日を真ん中に挟んで1週間です。