[2] 仏壇の種類
- ■材質
- 仏壇には、「金仏壇(塗仏壇)」、「唐木仏壇」の2種類があります。それぞれに大型・中型・小型仏壇があります。
最近では、材質が、合板、樹脂、プラスティックなどを使った「新仏壇」が販売されています。金仏壇(塗仏壇) 主に杉、檜、松などが使われ、漆を塗り金箔を張って装飾してあります。主に関西を中心に祀られています。 唐木仏壇 材料の材質や木目をいかした荘重な仏壇です。高級品は黒檀、紫檀など堅い材質で作られています。他に桜、欅(けやき)、花梨(かりん)、桑、柿、鉄刀木なども使われます。地味で荘重な趣があります。主に関東で祀られていますが、近年では関西でも多くなりました。 新仏壇 合板やプラスチック樹脂などの材料を使った仏壇です。価格が手頃で、洋室で安置する場合に家具などとマッチするといった利点があります。別名、家具調仏壇とも言われます。 - ■形
- こうした種類のなかに、そのまま仏間に置く台付き型とたんすなどの台の上に置く上置き型があります。
台付き型仏壇 仏間、畳の上に置く、仏壇です。台には引き出しがついており、念珠、経本などを収納できます。重ね仏壇とも言います。 上置き仏壇 コンパクトでタンスや棚の上に置きます。高さは60cmぐらいが一般的です。紫檀や黒檀などの唐木を使ったものが多くあります。