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[1] 挨拶回り


挨拶回り
葬儀の数日後、喪家は関係者や会社関係などに挨拶回りに行きます。
昔は服喪と言い、喪家は一定期間喪に服し、喪家以外の人とは話すことも禁じられていました。 したがって挨拶回りも忌明け後に行っていました。
最近は、葬儀後数日内に挨拶回りに出る喪家がほとんどです。
先方の都合もありますので出向く前には、必ず先方に連絡をしておきます。
挨拶回りに行くのは、僧侶、世話役代表、近親者、隣近所、恩師、会社の上司などです。 相手が遠方だったり、時間的に無理なようでしたら、品物にお礼の手紙を添えて送ります。
服装は正式には喪服ですが、最近は準喪服か地味な平服で出向く人が多いようです。 平服のとき男性は黒ネクタイをつけるのがマナーです。

お世話になった方々へのお礼
弔辞を奉読していただた方や特にお世話になった方へは、直接伺って御礼を述べます。
隣近所へのお礼
自宅で通夜・葬儀を行った場合、家の外に花輪を置かせてもらったり人や 車の出入りで近所のお宅には少なからず迷惑をかけているはずです。
日頃あまり親しい付き合いがない家でも忘れずにお礼にうかがったほうがよいでしょう。
伺う場合は、菓子折りなどを持って行きます。

故人の勤務先へのお礼と故人の所有品受取り
故人が会社員だった場合の勤務先にも会葬のお礼にまわります。 先方の勤務の邪魔にならないように、出向く前に電話で先方の都合を確認します。 直属の上司をはじめ、葬儀の際お世話になった人達に挨拶します。 この時、故人の私物などを整理して持ち帰るようにします。

世話役へのお礼
世話役代表や各世話係の方へ、直接伺って御礼を述べます。世話係の方には、仕事を休まれたり 交通費を何度も使われた方もあるでしょうから、礼金を包んで持参してもよいでしょう。
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