[5] 弔問できない場合
- ■弔問できないとき
- 通夜、告別式に参列できない時は、弔電を打ちます。葬儀が済み遺族が落ち着かれた頃、御自宅にうかがい、霊前に線香をあげさせてもらいます。
代理の人が出席できる場合は、その人に出席してもらいます。代理の人は普通、夫や妻、長男、長女などです。その場合、代理の人は受付での記帳に、自分の名前ではなく出席できなかった本人の名前を書きます。代理人が妻の場合は、夫の名前の下に「内」と書き添え、上司の代理で参列した場合は、上司の名前の下に小さく「代理」と書き添えます。
どうしても通夜、告別式に参列できない時は、また香典を郵送してもかまいません。不祝儀袋に入れた香典を現金書留で郵送します。この時差し出し人の一筆を添えた方がよいでしょう。
電話でのお悔やみは絶対に避けてください。これは非礼にあたります。遺族は通夜・葬儀にあたり精神的・時間的な余裕はありません。そのようなときにいちいち電話に出てお悔やみを言われても・・。 - ■弔問を控える場合
- 出産間近な時期、体調がすぐれないときなどは無理に弔問にうかがう必要はありません。弔電を打ちます。
結婚式当日と通夜・葬儀が同日になった場合は、弔事のほうを優先させます。ただし、弔事では通夜・葬儀は別の日に行われるので、通夜または葬儀のどちらかに列席し、結婚式にも出席することもできます。