[4] 焼香
- ■祭壇での焼香
- 焼香には、一人一人祭壇に進んで行う座礼と立礼の焼香、自席で行う回し焼香があります。
また宗派によって焼香の回数や線香の本数など多少の違いがあります。 - ■立礼
- 1.自分の順番が来たら席を立ち、僧侶と遺族に一礼します。
2.焼香台の前に進み、遺影に向かって合掌します。
3.香を右手の親指、人指し指、中指でつまみ目の高さにいただきます。香炉へ香をいれます。
焼香は宗派により回数が違いますが、1〜3回行います。
4.焼香が済んだ後合掌します。
5.遺族に一礼し自席に戻ります。 - ■座礼
- 1.自分の順番が来たら、中腰で静かに祭壇の手前まで進みます。
祭壇の横の喪主遺族に挨拶し、祭壇に向きを変えます。
2.遺影を正視した後一礼して、ひざでにじるように焼香席につきます。
3.香をつまんで額の高さまであげ、香炉の上に落とします。
4.合掌します。
(焼香の回数は宗派によって違います。下の表をご覧下さい。)
5.喪主遺族に一礼し自席に戻ります。 - ■回し焼香
- 1.香炉が回ってきたら次席のひとに一礼します
2.香を右手の親指、人指し指、中指でつまみ目の高さにいただきます。香炉へ香をいれます。
3.祭壇に向かって合掌します。
4.香炉を次席の人に渡します。
- ■宗派別の焼香
- 焼香の回数、線香の本数は宗派により違いがあります。
宗派 焼香の回数 線香の本数 天台宗 3回 3本 真言宗 3回 3本 浄土宗 3回 1本を二つに折ります 臨済宗 1回 1本 浄土真宗本願寺派 1回 1本を二つに折り火をともして、香炉の中に横に置きます 浄土真宗大谷派 2回 折って火をつけずに供えます 曹洞宗 2回 1本 日蓮宗 1回 1本 日蓮正宗 1回 折って灰の上に置きます