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社葬

[5] 社葬後の事務処理


社葬後の事務処理の如何で社葬自体のイメージを最終的に決定してしまいます。事後処理は、迅速丁寧に的確に行わなければいけません。
香典の処理
香典は、受付で受付係が預かり社葬期間中保管します。社葬後、受付係は、金額別に、番号、住所、氏名、電話番号を記載した香典リストを作成します。内容に間違いないかをチェックした後、香典と香典リストを遺族に渡します。
香典返しは、会社ではなく遺族の行為ですので、会社は経費、人員等は使いません。
社葬費用の経費処理
社葬は福利厚生費として税務上処理されます。このため、葬儀委員会の議事録が公式な税務用資料として必要となります。このため、葬儀委員会が発足すると議事録を作成しはじめます。
ですから早急に葬儀社と打合せを行い、通夜・葬儀・告別式等全ての経費見積を作成します。
ただし、故人の戒名料、香典返しの費用、墓地関連の費用等は、社葬経費となりません。
葬儀後の挨拶廻り
社葬が行われた数日後に、社葬でお世話になった方々へ会社として挨拶に伺います。
僧侶等への謝礼
社葬を司った僧侶、神官、牧師、神父等への謝礼は、一般的に遺族が行います。 ただし御礼の挨拶に伺うときは、会社側の人間も同行します。
法的手続き
故人が会社の会長・社長・取締役等である場合、会社の代表者名義の変更、代表者印の変更等の法的手続きをしなければいけません。 複雑な法的処理もありますので、会社の顧問弁護士などに相談し、後々問題が起こらないようにきちんと処理しなければいけません。

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