プロテスタント
[2] 遺体の安置・納棺
- ■遺体の安置
- 遺体は顔に白い布をかぶせ、安置します。仏教と違い、枕飾りの習わしはありませんが、通常は十字架、燭台、聖書、賛美歌集を置きます。
また死装束も決まっていないので、故人が生前好んだ服を着せることが多いようです。
北枕の習慣もありません。 - ■納棺の儀
- 納棺の時は、牧師に来てもらい、納棺の儀を行います。
1.牧師が祈りを捧げている間に、近親者の手で遺体を棺の中に納めます。遺体の回りは、白い菊やカーネーションなどの生花で飾ります。棺にふたをしたあと黒布で覆い、部屋に安置します。
2.小机に遺影と生花を供え、賛美歌を合唱します。
3.聖書を朗読し、祈り、牧師の納棺の辞、賛美歌の合唱、最後に祈りを捧げます。