[8] 火葬祭
- 神道での正式な埋葬法は土葬です。しかし現在では土葬は原則的に禁止されているため、ほとんど火葬を行っています
火葬祭は火葬場で行う儀式で、仏式で言えば「納めの式」にあたるものです。
葬場から運んだ神饌銘旗、葬祭具などを火葬炉の前に飾りつけ、斎主はここで祭詞を奏上し、喪主から順に玉串を奉奠していきます。
はじめに手水の儀を行うのが正式ですが、省略されることが多いようです。
火葬祭を終えると棺は火葬されます。
斎主や遺族らはこの間、火葬場に併設された待合室で火葬が終了されるまで待ちます。
この後遺族が中心となって骨あげを行いますが、これは仏式の方法と同じです。