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自宅で危篤になったとき

[2] 危篤の連絡


危篤の連絡
自宅への来訪依頼
自宅で医師から危篤の宣告を受けた時、その場に居合わせた親族はすぐに枕元に集まり、医師や看護婦の指示にしたがって危篤者の臨終を見守ります。
また最期の別れをしたい人に連絡を取ります。
肉親や親族、親しい友人など、特に本人が会いたがっている人には真っ先に連絡します。
連絡する相手先は危篤者が誰であるのかによって多少変わりますが、原則的には次の順に連絡します。
  1. 家族(一親等まで親族)
  2. 二親等までの親族
  3. 三親等までの親族
  4. 特に親しい友人
こういう連絡は取り乱しがちなので、相手が混乱しないように必要事項をメモしておくことが大切です。
1.誰が、2.どこで。3.いつ、4.どうして(病名など)、5.いつまでに、6.どこに来てほしいか、を簡潔に伝えます。
連絡先が多い場合は2〜3人で分担するとよいでしょう。
また死期をあらかじめ医師から伝えられている場合は、連絡する方々のリストアップをしておくと連絡漏れや、二重連絡などの混乱が避けられます。

電報での連絡
相手が不在で電話がつながらない場合は、電報を使います。
NTTには緊急定文電報が用意されていますので、これを使えば漢字かなまじりの文として届けられますので、相手が読みやすくなります。
電報は、局番なしの「115」番で申し込みます。「緊急定文例の913をお願いします」などと申し込みます。受付時間は午前8時から午後10時までです。午後7時までに受け付けた電報は、当日配達してくれます。
http://denpo.isp.ntt.co.jp/
NTTの指定文例がありますので、これを使えば内容で悩む必要はありません。ただし、「○○危篤、すぐ来られたし」などとすると、受け取った相手は状況がわからず驚きあわてたりするでしょうから、なるべく「○○危篤、至急連絡されたし」などとして、最後に電話番号を入れるようにした方がよいでしょう。
また、インターネットでも申し込みできます。URLは、http://denpo.isp.ntt.co.jp/
番号文例
910危篤。
911危篤。至急電話されたし。
913危篤。至急来られたし。
900死す。
901死す。至急電話されたし。
903死す。至急来られたし。

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