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[2] 葬儀・告別式


参列時の服装
普通の葬儀・告別式では、故人と縁の遠くなるほど略式の服装になります。
一般の会葬者は、男性は黒、紺、グレーなどの地味なスーツで、ワイシャツは白、ネクタイは必ず黒にします。靴下、靴も黒です。女性の場合は、黒などのスーツかワンピースで、靴は黒のパンプス、ストッキングは黒か肌色です。ハンドバッグは黒か白にします。アクセサリーは結婚指輪以外は全てはずします。ただしパールのアクセサリーは付けていてかまいません。
会葬の仕方
葬儀・告別式に参列することを会葬と言います。
葬儀は親族および故人と特に親しかった人が参加し、告別式には一般の会葬者が参列します。
葬儀は、定刻に始まりスケジュールが定まっているものなので、早めに到着するようにしましょう。
一般の会葬者として告別式に参列する場合は、告別式の時間内に参列します。
1.受付
受付で、簡単にお悔やみを述べ、香典を渡し、名簿に記帳します。名刺を渡す場合は、右肩に「弔」と書き、左下の隅を内側に折っておきます。
2.式場
祭壇のある通夜の式場(部屋)に入ります。通夜では遺族は弔問客の出迎えや見送りはしないことになっていますので、そのまま式場(部屋)に入ります。
3.挨拶
式場(部屋)に入ったら、頭を下げて静かに喪主または遺族の所へ行き、お悔やみの言葉を述べます。
4.焼香
通夜式では、僧侶の読経が終わると、焼香します。焼香は、一人一人祭壇に進んで行う場合と、回し焼香と言って、香と香炉盆が前から順に回ってきて自席で行う場合があります。
祭壇に進んで焼香する場合は、後の人に会釈してから祭壇に進み、祭壇の手前で僧侶と遺族に一礼した後、祭壇に向かって焼香します。焼香が終わった後も、僧侶と遺族に一礼してから自席に戻ります。
回し焼香の場合は、両脇の人に黙礼した後焼香し、次の人に渡します。

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